関係代名詞「補語の場合」

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関係代名詞がその後に続く節の中で補語の役割を果たしている場合、補格という関係代名詞はありませんので、主格の which や that を使うことが基本です。ただしこの場合の関係代名詞は、制限用法では省略されることも多くなります。


His mother was an able lawyer, which he is not.
彼の母親は有能な弁護士だったが、彼はそうではない。

He appeared to be richly experienced, which he was.
彼は経験豊かに見えたが、事実そうだった。

They thought him severe, which he was not.
彼らは彼を厳格だと思っていたが、実際はそうでなかった。

Annie is a vegetarian, which no one else is in my family.
アニーはベジタリアンですが、私の家族には他にベジタリアンはいません。

Mr. Smith wore a dark blue suit and looked like a bank clerk, which he was.
スミス氏はダークブルーのスーツを着て銀行員のように見えたが、事実そうであった。

She is not the brilliant gymnast that she used to be.
彼女は以前のような見事な体操選手ではない。

Do you remember the good-looking young man that he used to be?
彼が顔立ちの良い若者だった頃を覚えていますか。

Ken is not the man he was.
ケンは昔のケンとは違う。

I am afraid I am no longer the handsome young man I was.
私はもはや昔のような美少年ではありません。

Linda is not the woman she used to be.
リンダは以前のような女性ではない。

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