例文で覚える英文法

“I am a nurse.””It’s beautiful.””I can play the piano.””I don’t like dogs.”のような文なら、即座に口から出る、書けるという人も多いはずです。ですが、不定詞、関係代名詞、条件文、比較・最上級など、中学2~3年レベルの文法を使って、スラスラと話せる、書けるという人はぐんと少なくなります。文法がきちんと頭に入っていても、自分で使いこなすのは実際とても難しいのです。

では、どうしましょう?とにかく、ひたすら口に出して練習するしかないのです。私は同じ文を30回くらい口に出してみて、ようやく会話でも英作文でもスラスラ出てくるというところです。私は「人の3倍努力してようやく人並みにできる」程度の能力の持ち主なので、要領の良い人は10回くらいの口頭練習で使いこなせるようになるのかもしれませんが、とにかく訓練あるのみなのです。

ここでは、なかなか使いこなせない構文や熟語の例文を紹介しています。ぜひ暗記できるまで口に出してみてください。


all を使った英文
all はとてもよく使う単語ですが、その用法についてはあいまいな人も多いようです。all の一語だけで「すべてのもの」を表す「代名詞用法」、名詞の前にくっつけて使う「形容詞用法」、「全く、すっかり」という意味を強める「副詞用法」に分かれています。


as・so を使った英文
「as ~ as …」の形で、2つのものを比べてその程度が等しいことを表す「原級比較」が as の代表的な使い方です。so の代表的な意味は「非常に、とても」や「そのように」です。しかし as や so は構文として覚えておかなければ意味がわかりにくい場合も多くあります。


before を使った英文
before は時間的・順序的・位置的に「~の前に」という意味が基本です。前置詞、副詞、接続詞としての用法があります。


but を使った英文
but は「しかし、~だが」という意味の接続詞、「~のほかは、~以外には」の意味の前置詞、「ほんの、ただ~だけ」という意味の副詞の働きがあります。


far を使った英文
far は「(距離的に)遠くへ」という意味でよく知られていますが、形容詞や副詞を修飾して「はるかに、大いに」と程度を表す意味でもよく使います。


for を使った英文
for は「~のために」「~の間」「~に向かって」など、様々な意味を持っています。


hardly を使った英文
hardly は「ほとんど…ない」という否定的な意味の副詞です。


have を使った英文
have の基本的な意味は「所有している」「手に入れる」です。また過去分詞と結合して、完了形を作ります。


if・仮定法を使った英文
if は仮定法や条件を表す文に使います。仮定法過去や仮定法過去完了は if を使って仮定法を表す文がほとんどですが、仮定法現在は suggest などの動詞や、necessary などの形容詞の後にくる that 節の中で仮定法が用いられます。


It is ~ that の構文
「It is ~ that …」は It が形式主語となって that 節を代表したり、「It is ~ that …」の「~」の部分に主語・目的語・補語などの名詞・代名詞や副詞(句・節)を入れて「…するのは~だ」と強調することがあります。


let を使った英文
let の基本的意味は「相手の意思どおりにすることを許す」「放任する」で、同じ「~させる」という訳し方でも、make の「強制的に~させる」とは意味が異なります。


may・might を使った英文
may は許可「~してもよい」、推量「~かもしれない」などを表す助動詞です。might は may の過去形で、控えめに表現したい場合に may に代えてよく用います。


none・never を使った英文
none は否定語句のひとつで、「だれも…ない」「どれも…ない」「少しも…ない」という意味を表します。never は「not + ever」を意味し、「どんな場合にも~しない」「少しも~ない」という強い否定語です。


no を使った英文
not が「~でない」を表すのに対して、no は「決して~でない」「~どころではない」という強い否定語です。


on を使った英文
on の基本的な意味は「接触」です。「~の上に」という場所の接触、「~するとすぐ」という時間的近接、「~に基づいて」という根拠・基準など、様々な使い方をします。


other を使った英文
other は2つの中での「もう一方の」、3つ以上の中での「それ以外の、残りの」という意味が基本です。


point を使った英文
point の元の意味は「とがった物の先端」です。そこから発展して「地点」「得点」「要点」など様々な意味をもつようになりました。


put を使った英文
put の基本的な意味は「物をある位置や状態に置く」です。常に副詞(句)を伴います。


say を使った英文
say の基本的な意味はおなじみの「言う・述べる」で、構文もたくさんあります。


see を使った英文
see の基本的な意味は「見える、視覚に映る」です。そこから発展して「わかる」「経験する」「考える」というような意味も持つようになりました。


short を使った英文
short の基本的な意味は「長さや距離、時間が短い」「ものや金などが不足している」です。


view を使った英文
view には「景色」「視界」などのほかに、「考え方」「見通し」「目的」といった意味もあります。


what を使った英文
what は中学1年生で最初に習う単語のひとつです。もちろん「何」という意味が基本ですが、最もよく使う単語だけあって、構文もたくさん生まれています。


will を使った英文
will は「~だろう」と未来についての推量を表したり、「~するつもりである」と未来のことについての意志や約束を表します。名詞としては「意志」や「遺言書」という意味があります。


yet を使った英文
yet の代表的な使い方は否定文での「まだ…していない」、疑問文での「もう…しましたか」という意味です。


理由・原因を表す表現
「~のために」「~なので」「~のせいで」など、理由や原因を表すことばを紹介しています。


比較級を使った英文
性質・状態・数量などの程度を表すために、形容詞や副詞の語形が変わることを比較変化といいます。比較級は、2つを比べたときに一方が他方よりも程度が高いことを表します。


最上級を使った英文
最上級は形容詞や副詞の比較変化の一つで、「3つ以上の中で最も程度が高い」ということを表します。


現在完了の英文
「have + 過去分詞」の形で、「動作の完了」「現在までの経験」「現在までの状態の継続」などを表すのが現在完了です。


過去完了の英文
「had + 過去分詞」の形で、「過去のある時点までの動作の完了」「過去のある時点までの経験」「過去のある時までの状態の継続」「過去のある時点より前の出来事」などを表すのが過去完了です。


倒置された英文
ここでは、主語(S)と述語動詞(V)の語順が逆になり「V+S」の語順になる「倒置」が起こる英文を紹介します。倒置にはThere is ~.(~があります。)や “~,” said Kate.(「~」とケイトが言った。)のような中学英語からよく見かける英文のほかに、条件節の if を省略した場合の倒置、強調のための倒置など、文語的で慣れるまでに時間がかかるようなものまであります。


分詞構文
「~ing」の現在分詞が動詞と接続詞の働きを兼ね、現在分詞の導く句が副詞句として用いられる構文を「分詞構文」といいます。時・原因・付帯状況など様々な表現があるため、訳し方は「~するやいなや」「~なので」「~しながら」のように文ごとに判断しなければなりません。受動態の場合の「Being + 過去分詞」では、ふつう Being を省略して過去分詞から始めます。「Being + 形容詞」や「Being + 名詞」の場合でも Being を省略している場合がよくあります。


関係代名詞を使った英文
代名詞として働くと同時に、節を導いて先行する名詞や代名詞に結びつける接続詞として働く語を「関係代名詞」といいます。2つの文を who や which、that などで1つにまとめる方法です。関係代名詞には主格・所有格・目的格があり、さらにそれぞれ制限用法・非制限用法という使い方があります。


関係副詞・形容詞を使った英文
修飾する節を名詞に結び付けて、接続詞と副詞の両方の働きをするものを関係副詞といいます。関係副詞には when、where 、how、why、that の5種類と、複合関係副詞のwhenever、wherever、however があります。また、関係代名詞が直後の名詞を修飾して、形容詞と接続詞の働きをすることがあります。これを関係形容詞といいます。関係形容詞には what、which、whatever、whicheverの4種類があります。

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