「条件文」とは「~なら…だ」という意味を表す文で、「~なら」という条件を表す「条件節」と「…だ」という結論を表す「帰結節」とからなります。
「開放条件」というのは、「~なら」の部分の可能性が5分5分のような条件のことです。「仮定法」も if の文ですが、「開放条件」との違いは可能性の部分です。「仮定法」なら可能性は「ゼロ」が基本です。
if で始まる「条件節」の方は、未来のことであっても現在形で表します。「帰結節」は未来形も使えます。
If you have finished your work, you may go home.
仕事を終えたら家に帰ってよい。
If you have to do your homework, why don't you do it now?
宿題をしなければならないのなら、今やったらどうなの。
If you don't have anything more to do, go for a walk.
もうやることがないのなら、散歩に行ってきなさい。
I'll tell him if I see him tonight.
今夜彼に会ったら話してあげる。
I'll buy you lunch tomorrow if I'm not broke.
無一文でなかったら、明日ランチをおごろう。
If I am a fool, you are another.
もし私がばかなら、あなただってそうだ。
If it snows, what will the birds do?
もし雪が降ったら、小鳥たちはどうするのだろう。
If he was downstairs, why didn't he answer the bell?
彼が下にいたのなら、どうして呼び鈴に応答しなかったのだろう。
If you have any questions, please raise your hand.
もし何か質問があれば、手を挙げてください。
If anyone sees Mary, ask her to call me.
メアリーを見かけた人がいたら、私に電話するように頼んでください。
If you watch too much TV, your eyes will get bad.
テレビを見すぎると目を悪くするよ。
If you find it, would you call me in Room 102?
もしそれを見つけたら、102号室まで電話してくださいますか。
Could you give me a discount on the plates if I buy a set of five?
もし5個セットを買えば、お皿を割引してもらえますか。
He won't care if you use his car.
あなたが彼の車を使用しても、彼は何とも思わないでしょう。